今年は、以前から実際に裁判になった方がそれぞれ結審されたのですが、どちらの方も結果的には負けとなりました。
私に言わせると、明らかに業者側の怠慢であったり、技術レベルの低さが招いた‟事故”としか思えないのですが、どうも裁判となるとまた違った見方で判断されるようです。
確かに、そういう考え方もあるかと思えば思えない事も無いのですが、やっぱり屁理屈だなと思います。
一人の方は、図面通りに工事が行われていないという事実だけで、十分その業者への過失があります。
またもう一人の方は、全く図面らしい図面も無く、行き当たりばったりの工事をされてしまったのですが、まさに「建築」についてのノウハウがあるとは思えない事例でした。
どちらの方も怒りの矛先を公の場で精査し、そのデタラメな業者に対して反省してもらいという意図もあり裁判に持ち込んだものでした。
しかし負けました・・・。
私が行った工事ではありませんし、直接の被害があるわけでもありません。
それでもこうした相談を受けて、一応のアドバイスはさせて頂き、明らかに先述した様な状況だったわけですから、なんともやりきれない思いで一杯になりました。
それにしても『法律』って誰の為にあるのでしょうね。
最近では陪審員制度に基づいて出された判決の差し戻しがあったり、人を殺めておきながら死刑にならない不可思議な判決が目につきます。
確かにえん罪の可能性もありますし、何か余程の事情であれば情状酌量の余地はあるのかもしれません。
また犯人を死刑にしたところで亡くなった方が戻る事もありません。
また、裁判官の考え方もですが、正直、日弁連がいろいろと主張している事にも妙な事がいっぱいありますよね。
つくづく『司法』っていうのは一般社会からかけ離れた世界にあるんだなと思います。
出来れば、一生縁の無いまま過ごして行きたいと思いますね。。。
さてと、今日は日曜日ですのでプライベートな部分もありますが、朝のうちに資材等の購入を経て、平岡にて私用、そして月寒方面を予定しています。
その後は江別事務所にて資料の作成となりますね。
Have a nice day!!
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