また「みんなの見積り」というサイトからの相談に対しての回答記事です。

もしかしたら同じ様に考えている方がいらっしゃれば参考にして頂ければと思って掲載させて頂いております。

いささか長文とはなりますが、良ければどうぞ御一読下さい。

≪相談内容≫

築約30年の戸建てに住んでいますが、断熱材が古くなってしまったのか、冬場とても寒いです。

以前にリビングにある大きな出窓を二重ガラスに変えたのですが、リビング横の和室からも寒い空気が流れてきます。以前は、家族で住んでいましたが、子供も独立し現在は老夫婦2人だけの生活で、部屋数も要りませんし、私たちだけの生活には家が広すぎます。

冬の寒さがだんだん厳しくなってきましたので、外壁も含めた、断熱材等のリフォーム工事をすれば暖かく過ごせるのか、減築だとどれくらいの費用がかかるのか、または建て直すのがいいのかどうすればよいのでしょうか。

《私からの回答》

断熱工事は、勿論窓サッシから逃げる熱を効果的に防ぐ為というのであれば、近年ではトリプルガラスを使用した改修工事がお勧めです。

もはや新築ではトリプルガラスが標準ですからね。

添付した写真は、大きな二重アルミサッシを、樹脂断熱サッシにトリプルガラス仕様にリフォームした現場ですが、ガラス面からの寒さや結露は圧倒的に改善されました。

金額的には大きさ等にもよりますが、写真の場合約60万程度(税込)でした。

只、築30年ともなると、床や壁、そして天井の断熱等も検討した方が良いですよね。

併せて、住宅の使用も生活スタイルが変わってきたのであれば、全体を考慮してみるにも有りだと思います。

30年前の建物と、現在のとでは断熱材や建築仕様も断然に違いますからね。

正直、最終的には予算次第だと思います。

減築といっても場合によってはかなりの高額になる場合もありますし、必ずしも増築に比べて安く納まるとも限りません。

リフォームですと、予算に合わせての対応が出来ますが、満足具合については予算に合わせてレベルとなりますので、相談次第だと思います。

只、一千万以上も掛けるのであれば、新築も視野に検討した方が良いのかも知れません。

もし宜しければいつでも御問い合わせ下さい。

御参考頂ければ幸いです。

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