リフォーム工事について相談されるサイトは多数ありますが、一応時間があればですが、実はそれなりに応えたりしたりしています。

こちらは「みんなの見積り」というサイトですが、もしかしたら同じ様に考えている方がいらっしゃれば参考にして頂ければと思ってこちらでも掲載させて頂きますね。

いささか長文とはなりますが、良ければどうぞ御一読下さい。

≪相談内容≫

「追い炊き機能を導入した場合とそのまま使う場合はどちらがトータルで考えて良いでしょうか?」 お風呂場がただお湯をためて使うタイプのお風呂を使用しています。

ですが、それだと水道代がかかる上、特に冬だとお湯がすぐ冷めてしまい、大体家族の3人目で冷めてしまいます。

毎回お湯を継ぎ足ししているのですが、水道代がかさむのでお追い炊き機能を導入したいのですが、その場合、バスタブごと交換しないといけないと思っています。

トータルで考えた時に、このままのほうがお得なのか、追いだき機能を導入したほうがお得なのか知りたいです。

北海道で3人家族、風呂場は換気口しかないので寒くなりやすい浴室です。

もしリフォームした場合、両親が年を取ってきているので浴室も暖かくできるシステムとかも一緒に導入できたら嬉しいです。

無知ですいませんが、お願いします。

≪私からの回答≫

浴槽への追い炊きを検討される場合、浴槽(バスタブ)自体への改良工事が必要となるので、御考えの通り交換された方が話は早いと私も思います。

それで今回の場合ですと、浴槽のみというよりも、今では「ユニットバス」という製品が各メーカーから発売されており、浴室自体が一つの部屋として文字通りユニット化されているので、浴槽のみならず床や壁、天井までを断熱改修仕様で納めるのが今では当たり前となっております。

浴槽断熱材自体はメーカーオプションとはなっていますが、北海道では通常仕様と考えて良いですね。

あと、忘れてはならないのが、追い炊き仕様とする場合、給湯ボイラーの機器もそうした仕様にしなければならないという点です。

私の場合、浴室の改修工事ともなれば、「ユニットバス」と「FF式の給湯ボイラー機器」は大抵ワンセットで提案させて頂きます。

例えばボイラーは壁掛けタイプにする事によって、よりスペースの有効利用も出来ますし、近年のボイラーは追い炊きのみならず、最初のお湯はりから自動的に浴槽から溢れない様な機能があったり、また一定の湯温を保っている事も可能ですのでとても便利です。

そうなると浴槽へのカラン(混合栓)も必要無くなるのですが、意外とこの辺はメーカーの人などは気が付かないので注意が必要なポイントでもあります。

その他、ユニットバス仕様では、出入口の段差解消や内部手摺の設置(バリアフリー化)も併せて検討出来るので、かなり劇的に変わりますよね。

結論として、工事費用はそれなりに掛かりますが、長い目でみたら費用対効果は十分あります。只、中途半端に手を掛ける位なら、様子を見るのも一つだと思います。

もし宜しければいつでも御問い合わせ下さい。

御参考頂ければ幸いです。

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