アイジー展示会にて

正直、私のサイディングへの認識は「窯業系（ようぎょうけい）」がメインで、新築やリフォームも含めて過去全て窯業系で進めて参りました。
ちなみに「窯業系」と言ってもピンと来ない方も多いかもしれませんが、簡単に言うとセメント系と木質系の集成外壁材で、近年では14㎜厚から16㎜厚程度が主流で、表面の仕上げはプリント技術の向上と共にかなりリアルな質感が得られています。
市場でも7割と占め、北海道ではもっとシェアは多い様な気がします。

只、寒冷地での弱点は「凍害」と言われる腐食で、温度差や湿度の大きい換気口回りなどでは発生し易いのが難点だったんですよね。
そうした凍害を嫌ってか、少しずつ金属系のサイディングも普及し始めております。

私はどちらかと言えばやはり窯業系が好みではあるのですが、御客様のニーズに対応するのも必要な事ですので、勿論金属系サイディングへの御要望があれば対応しております。
要は、窯業系でも金属系でも、一長一短はあるわけで、それを御理解して頂いた上で選んで頂ければ良いのでは無いかと思います。

アイジー工業は山形県の会社だというのもあって、展示会場の各テーブルにはサクランボが置いてありました。
食べ放題というわけですね。
サクランボは大好きですし、ちょっとした抽選にも当たって嬉しい1日となりました。