巷ではレオパレス21による施工不良が問題視されており、連日ワイドショーではその不正な事実内容について放送されていますね。
今日から少しこの問題に絡めて、ワイドショーとは違った角度で話をしてみたいと思います。
この様相はさながら2005年に発生した構造計算を偽造した姉歯事件の様でもありますが、近年にも発生していた杭打ちや、免震構造に対するデータ偽装事件も同様に、こうした問題が後を絶たないのは残念でなりません。
恐らく、こうした問題の根本には、建築士や構造計算を担う責任ある人間の「性善説」を前提として制度が成り立っているところが原因の一つなのだろうと私は考えております。
つまり、こうした仕事に関わる立場の人間は絶対的に悪い事や嘘はつかないといった、なんら根拠も無い「信用」で作業が進んでしまっているという事ですよね。
結局以前は、その姉歯事件によって建築業界はいろいろとルールが変わりましたが、その一つに建築士の定期講習制度が出来たのもこの事件がきっかけでした。
そして今回のレオパレス施工不良事件は、もしかするとまた改めてこうした根本的なルール改正のきっかけに発展しかねないのではと私はみていますが、さてさてどうなる事やらですね・・・。
つづく・・・。
さてと、今日は終日プライベートとなりますが、合間には少しでも図面や見積り作業を進めておきたいものです。
今日も元気に頑張りましょう!
Have a nice day !!
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