さてさて前回は、もしかすると今回の様に度々建築基準制度を無視した問題が発覚すると、また以前の様に根本的なルールの見直しが必要になる可能性について記事にしました。

特に、レオパレス問題とは直接関係が無いとはいえ、前回も述べましたが「性善説」を基本とした制度という意味では「四号建築物の特例」については、改めて業界内では議論となりそうな気もします。

この「四号建築物」とは、“小規模な2階建て木造住宅”を指しており、確認申請業務などをよりスムーズに進める為に「特例」として、構造計算等の代わりに「仕様規定」によって対応出来るというものです。

つまり、一定の木造2階建て住宅に関しては、“建築士の裁量”により、その検証は簡略化されているという事です。

あくまでも“簡略化”であって検証しなくて良いという事ではないので 注意が必要なのですが、それだけ今のところは建築士に対する信用があるという事なのです。

しかし、こうした偽装問題が後を絶たないとなると、建築士や業者への信用やモラルが問われる訳で、レオパレスの問題は改めてそれを提起する事となりそうな気がするわけです・・・。

つづく・・・。

さてと、今日から千歳市の現場が始まります。

というわけで、朝から千歳市へ。

現場確認後は由仁町から南幌町へとガラス破損の現場へ行ってきます。

冬は意外と落雪被害で破損するケースが多いのですが、その際には火災保険が適用になる可能性が高いので、一度確認してみる事を御勧め致します。

それでは今日も頑張って行きましょう!!

Have a nice day!!

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