一体型便器の勧め

先日、御客様から「便器」について御問合わせがあったので、少しその御話しを。

基本的にお勧めしているのは一体型トイレですよね。
何が一体型なのかというと、便器は、基本的にその陶器本体と便座、そしてタンクというそれぞれ３つの部品がセットになって成立しているのですが、近年ではそれらを最初から合わせた製品が主流となっています。

写真にあるには、その廉価版ではありますが、今流行の掃除のしやすいフチなし形状や汚れが付着し難いコーティング仕上げ、そして節水型洗浄等十分に機能性は優れていますし、やはりリモコンで温水洗浄から排水まで全て行えるのも重宝しますよね。

その他、もっと上級グレードも有り、「タンクレス」といった製品群も有りますが、それは御客様の予算とお好みで選んで頂ければ良いかと思います。

デメリットとしては、製品素材が樹脂製ですので、少々安っぽく見える事でしょうか。

また、製品自体の一部不具合に対して、修理や交換となると一体型という事で出費が嵩みそうな気もします。

只、従来型製品の様に部位毎の修繕にしても、メーカーで保存している部品なんかは直ぐに生産中止になったりしますし結局は都度新品交換となりますので、どうしてもそれなりの出費はやむを得ないのかとも思いますけどね。