今週は賃貸物件を見てきたというのもあって「賃貸」の不動産についての記事を上げてきました。
http://kibousekkei.jp/%e4%bd%8f%e5%ae%85%e8%a8%ba%e6%96%ad%e3%81%ae%e6%84%8f%e5%91%b3/
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そしてまた一つ酷い現場に遭遇したわけですが、そこは先日の寒波で水道凍結した現場でした。
またまた不動産業者による‟悪質リフォーム”ですね。
確かに先日の寒波はこの冬一番で、一部記録的ではありましたが、もはや新築住宅で凍結する事などはまずありません。
やはり凍結するとなると、それなりの理由や原因があるものです。
先日伺った住宅はS不動産(株)で購入した施主さんから依頼されて伺った現場だったのですが、床下にある水抜栓が斜めに埋め込まれており、辛うじて水抜き機能はしているものの施主さんも長年気が付かず生活されていた様です。
こんな斜めに埋め込まれた水抜栓なんて初めてみました。
また、ここにそうした水抜栓がある事を施主さんは知らされていないが為に、当然に水落としが出来ずに凍結してしまったという訳です。
また点検口や洗面所床下には断熱材も無く、床は完全に冷え込み『架橋ポリエチレン管』で配管されているにも関わらず凍結してしまったという事態です。
正直、この『架橋ポリエチレン配管』で凍結したという現場は初めてでした。
つまり‟架橋ポリ”が使用され工事しているという事は最近の工事だという事を意味しており、老朽化した建物が原因で発生したというよりは、その工事自体の断熱や凍結防止の配慮に大きな欠陥があるという事なのです。
ちなみに、この『架橋ポリエチレン管』は凍結に対しては2~4倍の効力があるとされています。
水抜栓や配管の御粗末な工事によって、一番の被害者はその建物を購入した施主様となるわけですが、住宅診断でも防げません。
むしろリフォーム工事によって隠蔽されてしまっているのですから余計に性質が悪いという訳です。
という訳で、私は不動産会社による「リフォーム済」の物件は、あまりお勧め出来ませんけどね・・・。
午後からは厚別の現場へ行って、夕方には江別方面での打合せを予定しています。
Have a nice day!!
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