先日、御客様からの問合せもあって、一級建築士として「安心して住める住宅リフォーム」とは何かという事について返答させて頂きました。
「安心して住める住宅」とは、そもそも何を定義するのか人それぞれかとは思いますが、私が考えるリフォーム工事の大事な要素の一つとして「断熱性能」があると思っております。
多くのリフォーム会社は、外装や内装を新しい素材で綺麗に仕上げる事でその住宅を仕上げた様に見せていますが、その殆どが、機能的には現在の新築住宅には全く及ばないという事を御客様には知らされておりません。
というよりも、殆どのリフォーム会社は新築工事を行う機会がありませんので、その事に気がついていないのだと思います。
一例ですが、今では新築住宅の窓サッシのガラスは「トリプル仕様」なのに対して、窓のリフォーム工事でそれを採用する業者を私はほとんど見た事がありません。
圧倒的に簡単に作業出来る「内窓」が多いですよね。
室内の熱損失の約7割が窓サッシからと言われているのに、何故かリフォーム工事ではないがしろにされております。
要は複雑な工事をあまりやりたがらない業者が多いのでしょうね・・・。
リフォームによって、機能性のグレードアップも図るのが快適な住宅リフォームの本質でそれが「安心して住める住宅」に通じるのだと思います。
さてと、今日も朝から事務所作業と白石方面への現場訪問があります。
今朝の気温は-5℃・・・。
かなり寒くなりましたけど、頑張りましょう!
Have a nice day!!
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