最近、朝が忙しく、なかなか日誌の更新が朝出来なくなってきています。

というか、朝とか夜とか、増してや曜日感覚すら最近は怪しい状態になりつつあります(苦笑)

でも、これは少々良くないですよね。

いくら忙しいと言っても、時間の感覚は失わない様に心掛けたいものです。

そんな気持ちをリセットする時に丁度良い書籍が「言志四禄(げんししろく)」です。

1年程前に行われた、しおちゃんこと塩谷隆治さんの塾での教材として購入しました。

 

今では事務所にあるビジネス本と共に本棚へと並んでおります。

 

最近の様に忙しい最中には、こんな一文が・・・。

「現代人は、皆、忙しいという言葉を口に出すが、そのやっていることを見ると、本当に必要な事をやっているのは十のうち一割か二割で、どうでもよい事をやっているのは八割か九割である。
又、大したことでもないことを大切な仕事と思っている。これでは忙しいというのも当然である。
だから大きな志を持っている者は、このような誤りを犯してはならない。」

とあります。

ココでいう”現代人”と言っても、2016年の現代ではないですよね。

正直、いつの時代に書かれたものだとかを知らずに読んでいるのですが、少なくても明治維新以前にはあった書物だそうですから、昔も今も”忙しい”という部分では相通じるものがあるようですね。

本当に必要な事なのかを、もっと考えて行動しなければならないと思います。

 

また、仕事は一方では勉強でもありますが、こんな一文もあります。

「・・・志を立ててこれを達成しようと求めるのであれば、・・・日常の平凡な行動の中にも学びべきものがある。
本当に学問をしようとするのであるならば、先ず志を立て目標をはっきりさせるより大切なことはないのである。」

日々の仕事には、本当に毎日新しい発見があります。

只、それを発見できるかどうかも、結局はそういった志で取り組んでいないと見落と事になるので気を付けたいですよね。

 

会社を背負っての責任、そして現場を預かる責任としては

「人の上に立つ者は、下情に通じていなければならないが、下の者の仕事の細かい手順などには通じている必要はない。」

などいうところは、今年は”経営者”としての自分を見つめ直す為の行動指針となっています。

 

 

「人は忙しい中にも、余裕のある心境をつくり、苦しみの中にも、心に楽しみを見つける工夫をすることが大切である。」

 

「世の中の仕事をする場合には、先ずその事柄の終局の所を予め考えて、その後に着手することが大切である。

舵のない船に乗ってはいけないし、的のない矢を射ってはいけない。

目標の明確でない事業を始めてはならないのである。」

 

志を立てて、目標を明確にこれからも精進して行きたいものです。

 

時々、ここからの一文を抜き取って、日誌で振り返るのも良いですね。

 

さて、今日も残り少なくなってきましたけど、もうひと頑張り、見積り&事務作業です。

ファイト!!

 

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