今回は‟断熱リフォーム”を検討されている方には朗報、「次世代省エネ建材支援事業」としての補助金のお知らせです。
最大で200万円迄の補助金が得られる事業なのですが、「断熱パネル」等を使用する事によって、その資材に対しての半分の費用が補助されます。
只、そうは言っても条件がなかなか分かり難いんですよね。
全ての断熱製品が対象という訳では無く、「グラスウール」等の様なメジャーな断熱材が全て対象外となっており、あまり馴染みの無い「潜熱蓄熱建材」がその導入必須の一つとなっています。
正直「潜熱蓄熱建材」を使用する機会などほとんどありません。

その断熱性能部分に関するパンフレットの表記も「断熱リノベ事業に登録されているλ(ラムダ)値0.022(D1グレード)以下の断熱材・・・」って、意味分かります?
グラスウール断熱材の種別については通常『24kg/m3 』といった密度表示が一般的呼称ですので、急に『D1グレード』とか言われても比較できませんよね。
グラスウールが対象外のくせに、断熱材のイラストは‟ロール状”だし、せっかく分かり易く説明する為にパンフレットを作成しているのでしょうから、こうした表記も‟ラムダ値”などではなく‟熱伝導率W/(m・K)”と書けば良いんですよ。

それでいて、何故かあまり断熱とは関係の無い‟調湿建材”や、然程に断熱性能に優れているとは思えない‟樹脂内窓”がその対象製品となっているのも個人的には「?」という感じです。
私は別にグラスウール信者ではありませんが、要は「断熱リフォームへの補助金」と謳うのであれば、もっと使いやすい、やり易い方策がある様な気がします。

正直、こうした国の事業でありながら、メーカーやその業界団体の思惑による偏りが見え隠れする様に思ってしまうのは勘繰り過ぎでしょうかね・・・。

何だか「朗報」とか言いながら、文句ばかりとなってしまいました(苦笑)
もし「断熱リフォーム」を検討されていらっしゃる方がいましたら、こうした補助金の件も含めて、御気軽に御問合せ下さい。

さてと、今日午前中は手稲区稲穂の現場へ行ってきます。
その後は白石方面を回って、夕方からは南幌町商工会の総会へ参加です。

今日も元気に頑張りましょう!!

Have a nice day!!

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