一昨夜は沖縄から帰ってきて、いきなりの除雪作業で早速北国の洗礼を浴びた感じでした(笑)
沖縄では、いろいろと楽しんできましたが、景色としては植物と住宅の有り様が北海道とは全然違いますよね。
住宅については、以前から沖縄の住宅は、鉄筋コンクリート造が多いと聞いていましたが、やはりそうでした。
台風や強風にも負けない、より強固な構造体が必要なんだという事なのですが、それはそれとして「頑丈」以外の、「断熱」や「気密」といった機能性の向上やデザイン重視の建物も少ない様に感じました。
木造が少ない分、外壁サイディングや屋根板金が使われている仕様もあまり目にしません。
もしかすると、北海道の様に外壁や板金業者の出番は少ないかもしれませんね。
また、バルコニー手摺部分などへのコンクリートやブロック等で造作されてと思われる格子状のデザインも特徴的です。
それともう一つ気になったのが、それぞれの屋根の上には大きな煙突の様な造作物が有るのですが、こちらは断水時に備えて、雨水等を溜めておく「貯水槽」なのだそうです。
沖縄ではつい最近の1990年代まで、水不足により断水をする事が多かったらしく、その度この貯水槽からの水で凌いでいたそうです。
只、近年ではダム開発も進み断水する事も減ったので、新築でこの貯水槽を設置する習慣も無くなってきた様です。
一方でこうした既存の貯水槽の経年劣化と共に、衛生面の問題等が指摘されている様で、行政からは貯水槽の点検や定期的な掃除をする様に呼び掛けているのだとか。
確かに全国的にも貯水槽の問題ではレジオネラ菌が住民に被害を及ぼした事例も過去に有りましたからね。
只、沖縄でこうした貯水槽が普及しているにも関わらずその関心は薄く、掃除や点検が行われているのは、僅か0.3%程なのだとか・・・。
1000軒のうち、997軒が放置なんだという話を聞いてしまうと、本当にいざという時に利用出来るのか疑問ですよね。
まあ、とりあえず何も無いよりはマシというか、昔ながらの習慣が残っているといった感じなのでしょうね。
その土地や地域によって住宅設備も様々です。
さてと、昨日からドタバタと現実的に忙しく動いていますが、午前中は南幌町での打ち合わせを予定しています。。
午後からは江別事務所にて事務作業等を予定しています。
いろいろとハードですけど、今日も元気に頑張りましょう!
Have a nice day!!
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