昨日は江別の極真空手道場現場で、第二期となる内部工事もいろいろありながらも無事終了しました。

100㎏近くもあるサンドバッグを2個吊り下げ、しかもそのサンドバッグが壊れるほどの”蹴り”などに耐えられるだけの強度が必要とされるレールの取り付け作業などでした。

レール本体には86㎏のH鋼材を使用し、天井コンクリートへの20本程のアンカー止め。

吊り下げながら移動するトロリーは500㎏迄耐えられる製品を使用しています。

耐力的には十分です。

見た目にも想像以上に強力に、カッコよく出来て良かったと思います

只、30年以上も現場に携わっているわけですが、やはり油断すると間違いが起きますね。

「現場は生き物」と昔から言われてきましたが、あらためて気を引き締めなければと思わせられた現場ともなりました。

反省です。

ミスの多くは現場で動く職人との意思疎通が不十分による間違いや、作業連携ミスによるタイムロスだったりします。

自分がその責任者でいる以上、そういったミスが無い様に予測される問題も考慮しながら現場を進めなくてはなりません。

指示通り動いている職人さんに罪はありませんが、それとは別に、仕事そのものを理解しようとしない様な職人には逆に困ったものです。

正直、言ってもダメな様な職人にはあまり話もしませんし、そういう人間は自分の現場には来ない様にそこの業者にはお願いしています。

 

”職人不足”と言われて久しい建築業界ですが、とにかく誰彼問わず一所懸命に作業してくれる職人さん方には分からない事があれば当然に教えますし、希望設計としての流儀もありますので、その旨は理解を頂いた上で現場をお願いしております。

特に最近は若い職人さんは大切にしたいですよね。

今年から知り合った塗装業者や足場業者は勿論ですが、今までお世話になってきた大工さんや業者様との関係は、より大事にしていきたいと思っております。

正直、今一番特に欲しい分野は”電気業者”と”内装業者”かな・・・。

是非、我こそは!と思う職人さんがおりましたら、私と一緒に現場を造り上げて参りましょう!

 

建築の現場は決して一人では出来ません。

皆が協力し合って、将来に希望を持ちながら、質の高い仕事を一つ一つ丁寧にこなしていきたいと私は考えております。

 

実はそういう背景も含めてなのですが、今年から新築事業を始めました。

私もまだまだ日々精進の身ではありますが、良き仲間と共にこれからも進んで行きたいと願っております。

 

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