今年から南幌中学校のPTAへ復活したのでいろいろな協議会への参加が増えてきております。

少子化による学校の統廃合問題は以前からもありましたが、やはり事態は悪化している様ですね。

北海道の公立高校においては適正配置の名のもとにいろいろな政策が行われているようです。

個人的には娘が三人おり、三女が来年高校受験ですので、決して他人事ではありません。

基本路線としては地元の学校を何とか存続させようと、地域ではそれぞれで対策を検討しており、「地域キャンパス」としての利用等も随時計画されてきているようですね。

個人的には一つの方策としては有りなのかなとも思いました。

 

只、ちょっと気になるのは、地域として本当にその学校が必要とされているのか?

必要であるのであれば、単純に存続を望むのでは無く、もっと専門性や独自性、将来に繋がる学習プログラムも考えて行かなければならないのだろうとも思いました。

そういう意味では、岩見沢農業高校による「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」や三笠高校の取り組み等はとても参考になりますよね。

良い取り組みをしている学校には生徒も集まります。

只、何もしない、何も出来ない学校はどんどん縮小されていき、その差は拡がって行く様な気がします。

 

学校を学力だけで区別するのは、確かに一面だけとらえた方法で一番良い方法とは言えないのかもしれません。

でも、同じくらいの学力で互いに切磋琢磨するのもありかと思います。

自分なんかは決してレベルが高いとは言えない高校でしたし、正直、バンドとアルバイトで明け暮れた高校生活でしたので、これは学校のせいではないですよね。

今更、学力だけで差別するなとか、少ない人数でも良い教育は出来るとか、一人一人の個性を大事にする教育環境を養えとか、結局出て来る意見は皆関係者も含めて分かっているのでは無いかと思います。

それを声高に言うよりも、この問題はもっと多方面から地域の宿題として取り組んでいかなければならないのかなあとも思いました。

 

自分の高校時代はなんだか今思うとメチャクチャでしたけどね・・・(苦笑)

 

スポンサードリンク