今年も外壁の改修工事の依頼は多くありますが、最近多い問合せが多いのは、ブラック系縦貼りの金属系サイディングですよね。

只、金額的には窯業系(ようぎょうけい)に比べると高額となるので、やはり窯業系の方で納める現場の方が多いです。

中でも希望設計的ヒット商品となっているのがニチハ製の「木目調チャコールカラー」のサイディングを縦貼りにするケースで、2年前に新築した平屋住宅を見て、新築やリフォームで採用される御客様が多いです。
新しく貼り換えしないまでも、外壁塗装で同じ色にしたりするケースもありますしね。

「外壁サイディング」には意匠的な役割の他に幾つかの機能的な役目もあります。

その一つはサイディング裏側にある『通気層』で、これは壁内の湿気を逃がす為に裏側にある「透湿防水シート」を介して文字通り“通気”をしています。
この「透湿防水シート」は雨水等の侵入は防ぎ、壁内の湿気を逃がす性質の素材なのですが、壁内の通気が行われなければ湿気や結露が発生し、断熱効果が著しく損なわれる可能性があります。
ですから余談ですが、上からサイディングを貼っても暖かくなる事など決してなく、増してやこの通気層を塞いでしまっているケースもあるので、私はサイディングの上貼りを絶対にお勧めしておりません。

あとは、『防火』としての役割もあり、必ず認定製品を使用することをお勧めします。

色合いとしては、ブラック系は相変わらず人気で、勿論窯業系の暖色系や、金属系のメタリックな感じも多く有りますが、男性には黒系の方が重厚感があって好まれる様にも感じます。
その黒系外壁に併せて、窓はブロンズ系の樹脂サッシフレームに、玄関ドアは木目調シートを貼ったアルミ製断熱ドアが私の場合は多く好まれていますよね。
断熱樹脂サッシは当然にトリプルガラスをお勧めしております。

勿論、好みは御客様それぞれですので、そこは御任せするとして、私は内部構造などハードウェアとしての機能面をきちんとさせて頂く様に心掛けております。

もし「外壁」に関する御質問などありましたら、いつでも御気軽に御連絡下さいね。

さてと、今日は基本的にはプライベートではあるのですが、朝に一件、その外壁の相談で南幌町の御客様のところへ伺ってきます。
相変わらず、夜と昼の寒暖差が激しいですが、今日も元気に頑張りましょう!!

Have a nice day!!

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