「四号建築物の特例」のおかげで、一定の木造住宅の部類は、建築士が設計を担うという前提で構造計算等が「仕様規定」という制度の基に簡略化されているという話を前回記事にしました。

ですから工事完了後に行う現地確認の検査にしても、基本的にはあまり大袈裟な調査は無く、設計図書との付け合せ作業も設計者立会いにて、その場で見えない部分については口頭確認で対応しているのが現状です。

時間的には20分前後といった感じでしょうか。

大概はタクシーで現場に乗り付け、そのまま待機させての作業ですから、如何に短時間で終えているか分かるかと思います。

ちなみに、いわゆるビル系建築ともなるとかなりの時間を要しますし、ましてや役所工事ともなれば検査だけで半日掛かりですから、それとはかなり違いますよね。

これも結局は「四号建築物の特例」の影響もあるのだと思います。

それでも今のところはその特例の廃止は延長され続けております。

つまり、「特例」とは言いつつ、もはやそれは基本制度化されてしまっているというのが実情なんですよね。

つづく・・・。

さてと、今日も千歳市の現場の予定だったのですがイレギュラーで今日は基本的に事務処理となりますね。

午後からは白石方面へ。

それでは今日も頑張って行きましょう!!

Have a nice day!!

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