先日の新聞に「大工育てる棟梁育てます」という記事がありました。

要は、『先生』となる人材を育てて、そこに『生徒』を継続的に充てて、もっと積極的に大工さんを育てて行こうという狙いがあるのだろうと思います。

近年、職人不足と言われる代表格にある『大工さん』ですが、実はそれに限らず、業界的には全ての業種が危機的状況にあります。
しかし、こうした『人手不足』は何も建築業界だけに限った話では無いんでしょうけどね。

そもそも、こうなってしまった一因として、ハウスメーカー等で進めてきた住宅建築工事の簡略+合理化によって、その大工+職人としての技術力はあまり問わず、極端に言えばもう‟誰でも”家が建てられる時代になってしまったという背景はあるのだろうと私はみています。
ですから、結果として職人としての行き場や、地位、そして何より稼げる仕事では無くなったので、成り手が減って行ったというのもあるでしょう。

只、新築工事はともかく、ことリフォーム工事ともなると、まだまだ職人の技術力や経験値、そして臨機応変に対応出来る対応能力がとても大切です。
決して素人が入れる世界では無いという事なのです。
それでも、こうした人手不足から、レベルの低い職人が現場で作業する場面も残念ながら増えました。

少しでも、こうした育てる環境と共に、職人が生きる仕事を行っていきたいものですね。

ところで、今年のお正月休み期間中にですが、ティーバーで配信されていた天海祐希さん主演の「女王の教室」を今更ですが初めてみました。
15年も前のドラマにも関わらず、色褪せる事無く今でもいろいろと考えさせられる場面も多く面白く観ておりました。
なるほど当時は話題になったというのも分かりますね。

もう一つ、お正月ドラマでは木村拓哉さん主演の「教場(きょうじょう)」というのも前編後編を連夜で放送していましたよね。

どちらのドラマも共通しているのは、教える側がかなりのスパルタだという事です。
結果的にはどちらも、その厳しい授業を乗り越え、それぞれが新しい環境へと巣立って行くわけですが、なかなか人にものを教えるのって難しいですよね。

まあ、それぞれのドラマについて思うところも多々ありますが、それはまたの機会にでもという事で・・・。

さてと、今日は朝から南幌町内にて打合せ等へ行ってきます。
その後は、今年最初の建物定期検査作業の為に芦別市へ行き、夜間作業となります。
何だか、寒そうですけどね・・・。

とにかく今日も元気に頑張りましょう!!

Have a nice day!!

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