建築士の免許って、実は更新制なんですよね。
只、もう少し正確に言うと、建築士事務所に所属する建築士には3年に一度の定期講習が義務付けされているというわけで、つまりは建築設計事務所で仕事をしている建築士は全て受講の義務があるというわけです。
ですので、運転免許の様にペーパードライバーでも全員が必ず更新しなければならない、というものではありません。

これは10年程前から出来た制度なのですが、これはこれで私は良いと思いますよね。

昔あったのが、建築設計事務所の名称を持ちながら、実はその登録を受けていた建築士はとっくの間に亡くなっていたなんて話をよく聞きました。
また、資格を取った20年程前の話ですが、建築士の人数がどんどん右肩上がりで増え続けていて増減が無いのにも違和感がありましたしね。
結局、先述の様に亡くなっている建築士もいるのに、そこはカウントされていなかったんですから。

只、2005年に起きた、いわゆる「姉歯事件」をきっかけに建築士のモラルを問われ、2008年にこの講習制度が始まったというわけです。
この制度によって、幽霊建築士は淘汰される事になりました。

ずっと以前に「川上君は、これで一生「建築士」だよ!」って言われたのは、電話で試験の合格を告げてきた専門学校の先生でした。
でも、正直この「一生」っていうのに、やや疑問を感じたのが正直なところでしたよね。
確かに資格は取ったけど、それで実際に本当に建築士として食べて行けるのか。
つまり、実務として通用するのかも分からないのに、「一生」と言われてもどうなのかなあとか思ったものです。
勿論、合格自体は嬉しかったですけどね。

確かに一生続けていく為には必要な資格だと思います。
只、それは試験に合格した段階で確定するものではなく、結果として意味があるのであって、資格は使っていなければ何ら意味は無いと思いますけどね。

それにしても、今回はネットで申請したのですが楽になりました。
忙しいこの時期、本当に助かります。

さてと、今日からまた新しい現場が南幌町で始まります。
洗面脱衣室の改修工事ですね。
あと、同じ南幌町にて換気フードの取替え作業を行った後に、札幌市白石のマンション工事の確認に行ってきます。

そして、夕方からは由仁町にて4町が集まる「ゆなーく」の総会があるのでそちらへ参加です。
今日も頑張らねば!!

Have a nice day!!

スポンサードリンク