一応『(株)希望設計』としましては、一級建築事務所の登録をしており、建設業許可のもとで工事の方も行わせて頂いております。

設計事務所の業務としては、当たり前ですが建築に関する設計業務などが勿論ありますが、それ以外にも調査に基づいた認定業務等もありますよね。

よくある「建物診断」などもそうした業務の一つですが、もう4年程続けている建物の‟定期検査”なるものも、基本的には建築士の仕事として行っております。

また一方では、例えば「増改築等工事証明書」の書類作成といった業務も出来ます。

ちなみに、私はこの「増改築等工事証明書」というのを、恥ずかしながら知りませんでした。
税制面等で優遇される書類としては存在している様ですが、私が今まで携わる事が無かったのは、多分あまり世間的に認知されていないのと、御客様からも求められた事が過去に一度も無かったせいなのだろうと思います。
こうした情報については、業界人としてはもっと知っておかなきゃ行けませんね。
反省です。

そして、他にこうした書類手続きを専門に行っている建築士事務所の存在も初めて知りました。

只、正直、全く設計や施工に携わりもせず、現場を一度も見てもいないのに証明書を出すことについては違和感を覚えております。

勿論確認をする為にそれなりの幾つかの書類の提出を求めてはいる様ですが、そうした書類のみの調査をするにしてもかなりの低価格で対応しているのにも驚きました。
国交省のサイトでは、建築士等が発行する増改築等工事証明書についての通達としての掲載資料もありましたが、それらを読んで掌握するだけで一苦労です。

私が思うに、何等かの証明書を発行するという事は、それなりの責任において「問題無し」という事を公認する事でもあると思うのですが、その現場において何も携わってもいないのに、しかも破格の費用で提供出来るのかが不思議でなりません。

私が設計した建物や、建物の定期調査を行った現場には、自分なりの責任を持って書類を作成しております。

これが‟普通”なんじゃないかと思うんですけど、頭が固いんでしょうかね・・・。

さてと、今日は朝から次々と舞い込んでくる現場の資料作成を行っていました。
今月中には何とかしたいんですけど、もう4月も10日余り・・・。
焦りますね。。。

まずは今日も1日元気に頑張るぞ!!

Have a nice day!!

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