昨日は玄関ドアである程度、その住宅の築年数が分かるといった様な記事を上げましたが、LIXILのサイトではサッシカラーから見た、住宅と外壁のデザイン遍歴を表にしたのを見つけました。
サッシカラーで「ホワイト」の後に「ブロンズ」との記載や、外壁も乾式サイディングの後に「湿式小手塗り」とかあり、個人的にはそうかなあ、という部分もありますが、多分本州と北海道との住宅事情の違いはあるのだろうと思います。
例えば、屋根は北海道での瓦屋根はまずありませんので、そうなると純和風の様式は少ないので、サッシの色も「ブロンズ」系は無いのかなとも思います。
同様に塗り壁仕様もですね。
只、一方で輸入住宅仕様等では、南欧風の塗り壁仕様は近年の流行ではあるので、そうした意味での湿式外壁のニーズは出てきたとも言えますでしょうね。
確かに、この遍歴にある様に、私がこの業界に入った35年前は、出窓やコーナー窓など、凸凹した住宅が多かったです。
近年では耐震性能が求められたりしますので、コーナー出窓など有り得ませんけどね。
つまり、角柱は強度的に絶対必要な部分ですので、その柱を取り除いてサッシで開口を設ける等考えられません。
近年では耐震性能が求められたりしますので、コーナー出窓など有り得ませんけどね。
つまり、角柱は強度的に絶対必要な部分ですので、その柱を取り除いてサッシで開口を設ける等考えられません。
またブラック系サッシが流行った頃は、外壁も質感のある乾式タイルも多かった様に思います。
近年では明るい感じで、凸凹の無い、すっきりとした真四角の家が増えましたよね。
この先、戸建て住宅はどんな仕様が流行になるんでしょうか。
ところで、以前によく聞いた噂話というか、都市伝説的な業界裏話ですが、景気が悪くなると「濃い色」が流行るそうです。
まさに1990年代のバブル崩壊後はサッシのカラーやブラック系で、内装建具はダークブラウン系が主流でした。
まさに1990年代のバブル崩壊後はサッシのカラーやブラック系で、内装建具はダークブラウン系が主流でした。
そして、景気が良くなると「明るい色」が流行るそうです。
まあ、後付的な感も否めませんが、確かにバブル時代はホワイトカラーの二重サッシのイメージが私にはありますし、近年ではステンカラーに合わせた白系外壁も多い様な気もします。
内装でも、床材とか薄いグレー色とか評判も良いですしね。
まあ、後付的な感も否めませんが、確かにバブル時代はホワイトカラーの二重サッシのイメージが私にはありますし、近年ではステンカラーに合わせた白系外壁も多い様な気もします。
内装でも、床材とか薄いグレー色とか評判も良いですしね。
やはり、景気のそうした雰囲気も何となく住宅デザインにも影響されるんでしょうかね。
となると、消費税の上がるこの秋以降は、また「濃い色」のブームがやって来るのでしょうか・・・。
さてと、今日は台風一過の現場確認に併せて、作業も始まっていますので、そちらの方の現場廻り等を予定しております。
とりあえず、今のところは台風による大きな支障は無い様なので良いのですが、まだまだ油断出来ませんよね。
今日も元気に強風に負けずに頑張るぞ!
Have a nice day!!
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