南幌町の新築工事の方は、いろいろと天候には苦労しておりますが、順調に進んでおります。
今日からは外壁サイディングの工事へも着手する予定です。
写真はその外壁を貼る前の「木下地」と「透湿防水シート」の様子ですね。
何気ない下地の様に見えるかと思いますが、実は外部面の‟肝”だったりします。
木下地は勿論外壁を貼る際の下地としての役割もありますが、それ以上に外壁材の内側が結露しない様に設ける「通気層」としても機能しています。
そして、その通気層へ壁内からの湿気を逃がしながら、それでいて雨水等からの浸水を防ぐ機能を持ち合わせたのが「透湿防水シート」だという訳です。
このシートのおかげで、北海道の木造住宅では断熱施工と共に昭和40年代頃に大問題となっていた壁内結露による腐食問題を解決したと聞いています。
ですから、実際この段階で雨漏れ等があってはならないんですよね。
外部面からサイディングの破損やシーリングの切れ目から室内への浸水を気にする方も多いとは思いますが、この内部構造で対応しているのでサイディング自体はあくまでも化粧要素が大きい事が分かるかと思います。
さてと、今日もその南幌町の新築現場へ行って参ります。
日中は見積もり作業等の事務作業という事になりますね。
今朝の気温はマイナス6℃。
まだまだ気温は低いですが、一時期の連日二桁マイナスよりはマシですし降雪も無く穏やかな1日となりそうですね。
今日も元気に頑張りましょう!!
Have a nice day!!
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