ここ数日はというと、能登半島方面の遠隔地での現場や、近隣現場であってもそれなりに鑑定業務としてはやや難しい現場へ出向く事が増えている様な気がします。

まあ、それだけ業務に慣れてきた分、指示を出す対策室の方もハードルをあげているのかもしれません。

また、災害から一ヶ月以上も経過した現在ともなると、より難しい現場だけが残ってくるといった状況も考えられますよね。

何はともあれ、全く役立たずというか、限界状況に至るわけでもなく、自分なりに作業としてはとりあえず成立していますので、少しは貢献出来ているのかなとも思います。

正直、いろいろと今までに培ってきた技術なんかが意外と役に立っていたりしますよね。

傾斜を測定する場面でのレベル機器の使用や三角関数の計算、また図面作成時に使用するCAD等がまさかここでフル活用されるとは思ってもいませんでした。

またそれ以上に、過去の営業経験や起業してからも常に必要な対人コミュニケーションはやはりとても大事なポイントですよね。

まずは契約者となる被災者の方々との信頼関係を壊さずに正確に業務を行わなくてはなりませんし、それ以外にも同じ業務を遂行する鑑定人の方々との連携もあります。

 

また、日々現場へ行く際に同行するタクシー運転手さんとも一期一会とでも言いますか、いろいろなお話は運転手さんならではの情報共有にもなりますよね。

要はそうした業務スキルに併せて、対人能力が求められるのが鑑定という仕事なのでしょうか。

でも、考えてみたらどんな仕事でも結局必要な要素は一緒だったりしますけどね。

今日も元気に行って参ります!

毎日感謝、Have a nice day!!

※今回の写真は先日伺った現場にて。
現場へ行くにもなかなか道路事情が大変だったりしますね・・・。